化粧品の本当の中身を知って選んでいますか?【JOCAオーガニック・アドバイザー通信講座、第18期は2022年4月からスタートします。】

食事はオーガニックやナチュラルにこだわっている人であっても、化粧品となると、合成成分が配合された化粧品やシャンプーを使っている人が多いのが現状です。それは化粧品の全成分を見ても何から作られているのかがわからないからです。

現代の化粧品には、数多くの合成成分が使われています。それらは素肌トラブルの原因になるだけではなく、「経皮毒」となって体内汚染を引き起こす可能性が高いものです。体内に蓄積した合成成分は、アレルギーや免疫力の低下、さらに深刻な場合は、様々な種類のガンを誘発します。

 残念ながらナチュラル化粧品やオーガニックコスメと称していても、数多くの合成成分が配合されています。たとえヨーロッパのオーガニックコスメ認証マークを取得した製品であっても、完全に合成成分フリーではありません。その基準では、いくつかの合成防腐剤や合成界面活性剤などが「使用可」とされているからです。

「コスモス認証基準」で「使用可」になっている石油系合成成分

配合目的 成分名 原料
合成界面活性剤 コカミドプロピルベタイン
アルキルアンホアセテート/ジアセテート
アルキルグルコシドカルボン酸
石油+植物
石油+植物
石油+植物
防腐剤&殺菌剤(旧表示指定成分) 安息香酸およびその塩類
ソルビン酸およびその塩類
サリチル酸およびその塩類
デヒドロ酢酸およびその塩類
ベンジルアルコール
石油(表示指定成分
石油(表示指定成分
石油(表示指定成分
石油(表示指定成分
石油(表示指定成分
エモリエント剤 炭酸ジカプリリル
ラウリル酸ヘキシル
石油+植物
石油+植物
増粘剤 カルボキシメチルセルロース(セルロースガム) 石油+植物
帯電防止剤、増粘剤 グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 石油
帯電防止剤 ジステアロイルエチルジモニウムクロリド 石油+植物
キレート剤 グルタミン酸ニ酢酸四ナトリウム 石油+植物

(注)この表に記載されている(表示指定成分)とは、日本の旧厚生省が、アレルギー性があるという理由で、容器への表示義務を定めた102種類の化粧品成分です。

「日本オーガニックコスメ協会」はより厳しい基準を作る必要があると考え、2015年、天然成分100%のオーガニックコスメ基準を作りました。

この講座は、天然100%のオーガニックコスメを選べる力をつけるためのものです。そのために、化学者、化粧品製造会社の開発者、化粧品原料会社、皮膚科医、生物学の教授など、オーガニックな視点を持つさまざまな分野の専門家が協力して、化粧品とその成分、歴史、製造方法など、誰もが理解できるように教材を作りました。化粧品の中身を知って、本当に安心安全な製品を選べる人を増やすこと、真のオーガニックコスメの普及を目的としています。

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