Wellness Tokyo 2024 に、
本物のオーガニックコスメゾーン登場!

11月27日、28日、29日より、東京ビッグサイトにて、「Wellness Tokyo 2024 」が開催されます。

この展示会は、人々の関心が、健康に向けられる時代にあって、食品、化粧品、医療品、フィットネスなど総合的な分野にわたって概観できることを目指しています。

会場風景(2023年)

この展示会では「日本オーガニックコスメ協会」とともにJOCAマークを取得しているメーカー15社がオーガニックコスメゾーンを作ります。

これまでにも多くの展示会においてオーガニックコスメゾーンは見られましたが、天然成分100%の化粧品だけを集めたゾーンができるのは初めてのことになります。

ぜひ皆様のご来場をお待ちしております。

会場では、オーガニックコスメ認証についての質問や化粧品製造の状況などにつきましては、「日本オーガニックコスメ協会」が丁寧に答え説明させて頂きます。

また様々なJOCAマーク取得の化粧品に実際に触れながら、

本当に安心安全なオーガニックコスメを作る各メーカー様との交流もお楽しみください。

日本オーガニックコスメ協会

Wellness Tokyo(WT) 2024

日時 2024年11月27日(水)・28日(木)・29(金) 10:00〜17:00
場所 東京ビッグサイト 東展示棟(→アクセス
主催 Wellness Tokyo(WT) 事務局

詳細はこちらから
https://wellnesstokyo.com/

来場登録はこちらから
(ご来場の際には必ずWEBの事前登録が必要です) https://wellnesstokyo.com/visitors/

JOCA交流会

11月28日、17:30より「JOCA交流会」をします。

今回、出展したJOCA取得メーカーの交流会ですが、JOCAオーガニックコスメアドバイザーやJOCAブースをを訪れた一般来場者の方も参加できます。

参加費用

一般来場者 4,000円
JOCAオーガニックコスメアドバイザー 3,000円

場所 「イタリアン酒場 パステーカ」
東京都江東区有明3−6−11 TFTビル東館2F
03-3527-5233

「PRTR法」を知っていますか?

環境省が注意を呼び掛けている人体と環境に有害な化学物質は、化粧品や洗剤にも使われています。

このたび日本オーガニックコスメ協会は、化学物質とその用途について解説する冊子「PRTR法の成分と用途」を制作することにしました。

この制作編集作業にはより多くの方々にご参加して頂き、広く化学物質について伝えていく形にしたく、ぜひ皆様のご参加ご協力をお待ちしています。

身近にある、危険な化学物質を使わないようにするために

「PRTR法」では、世界的に認められている人体と環境に有害な化学物質(第1種指定物質及び第2種指定物質)をリスト化しています。

実は家庭で使われている日用品(洗剤、化粧品、殺虫剤、園芸用の農薬など)でもこのリストに掲載されている有害な化学物質が数多く使われていることをほとんどの消費者は知りません。

現在、化学物質の蔓延によってアレルギーや各種の癌などが増加していますが、これを予防するには、危険な化学物質について消費者に知ってもらい、できる限りそれらを含んだ製品を「買わない、使わない」ように促すことが求められます。

そのために日本オーガニックコスメ協会は、冊子「PRTR法の成分と用途」を作成することにしました。

「PRTR法の成分と用途」の冊子制作編集に関心がある方は、ぜひご参加ご協力ください。

冊子「PRTR法の成分と用途」制作編集の協力のお申し込みはこちらから

具体的な作業の詳細等については別途ご連絡差し上げます。

参照「PRTR法」についての詳細
  • ◆「PRTR法」とは、政令で指定された法規で、環境省が管理運営をしています。人体や環境において有害と見なされた化学物質をリスト化して公表するとともに、ある程度の大きな企業に、使用量と排出量について報告することを義務付けています。
  • ◆第一種指定化学物質とは、
    難分解性、高蓄積性及び長期毒性又は高次捕食動物への慢性毒性があることが明らかな化学物質です。 こちらは現在、515物質が指定されています。
    そのうち、発がん性の懸念が高いなど、特に深刻な障害を もたらす物質、あるいは強い生態毒性を持ち、動植物の生育に 支障を及ぼす可能性が特に高い物質を「特定第一種指定化学物質」として23物質が指定されています。
  • ◆第二種指定化学物質とは、広範な地域の環境中に残留し、人又は生活環境動植物への被害を生ずるおそれがあると認められる化学物質です。こちらは現在、134物質がありますが、危険度は第一種特定化学物質のほうが高いと見なされています。

https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/law/prtr/seirei4.html

「第一回オーガニックライフスタイルEXPO in 京都2024」
出展のお知らせ

「日本オーガニックコスメ協会」は、
「第一回オーガニックライフスタイルEXPO in 京都2024」
に出展します。

この6月、京都にて「第一回オーガニックライフスタイルEXPO in 京都2024」[6月28日(金)、29日(土)]が開催されます。「日本オーガニックコスメ協会」は、JOCAマークを取得したオーガニックコスメを関西地域の消費者の方々にも伝えるために「JOCA展示ブース」を出します。

2010年に、ヨーロッパでオーガニックコスメ認証団体「コスモス」が設立されましたが、その基準では、いくつかの石油系合成成分を使用することができます。「日本オーガニックコスメ協会」は、より厳しいオーガニックコスメ基準もあるべきと考え、2015年にJOCA基準とJOCAマークを作りました。JOCA基準では、一切の合成成分の使用を認めず、防腐方法も乳化方法も、天然成分で実現することが求められます。

JOCAマークを取得した製品は、天然成分100%のオーガニックコスメであることを保証するものであり、これは多くの消費者が求めている化粧品であると確信しています。

2024年現在、JOCAマークを取得しているメーカーは、48メーカーになります。

化粧品は、素肌だけではなく、「経皮毒」を通じて身体にも大きな影響を与える事実を踏まえると、やはり化粧品は食べ物と同じくらい安全な成分で作られるべきであり、それゆえに天然成分100%というJOCA基準を普及していく価値があると考えています。

残念なことに現在、オーガニックコスメと称する多くの製品にも合成成分が配合されています。「JOCA展示ブース」の目的は、そのような曖昧な製品との差別化をし、真に価値ある「ジャパン・オーガニックコスメ」をアピールすることです。

皆様のご来場を心よりお待ちしています。

第一回オーガニックライフスタイルEXPO in 京都2024

日時 2024年6月28日(金)29日(土)/2日間開催 10:00~17:00
場所 京都市勧業館 みやこめっせ(第2展示場)
主催 一般社団法人フォーラムジャパン

詳細はこちらから→ https://ole-kyoto.ofj.or.jp

「酒さ様皮膚炎」のためのオーガニックコスメ

「酒さ様皮膚炎」の原因は化粧品?

「酒さ様皮膚炎」という皮膚病を知っていますか?

最近、「酒さ様皮膚炎」に悩む方が増えています。

実は、「酒さ様皮膚炎」の原因は、化粧品の合成成分が大きく関わっています。

化粧品に配合されている合成成分の代表的なものをあげると、合成界面活性剤や合成防腐剤、合成ポリマーなどですが、とくに合成界面活性剤が「酒さ様皮膚炎」の大きな原因になっていると思われます。

油と水を混ぜ合わせる働きがある合成界面活性剤は、洗浄成分として、洗顔フォームやクレンジングに、そして乳化剤として、クリームや美容液に使われています。
つまりほとんどの化粧品アイテムに配合されていると言っていいほど、多用されています。

しかし合成界面活性剤は、たんぱく質を変性する作用があり、徐々に肌バリアを薄くしていきます。たとえば洗顔フォームを使ったとき、皮膚がヌルヌルしませんか? それは合成界面活性剤が肌のたんぱく質とくっついて溶かしているからです。

そのような化粧品を毎日、使い続けていれば、じょじょに肌が薄い敏感肌になっていきます。さらに慢性的に赤みや湿疹がある肌に、やがて「酒さ様皮膚炎」になっても不思議ではありません。

ステロイド剤の使い過ぎでかえって悪化?

「酒さ様皮膚炎」の原因、化粧品の合成成分だけではなく、ステロイド剤の使い過ぎもかかわっいます。赤みや湿疹などの肌トラブルで皮膚科を受診すると、必ずと言っていいほどステロイド剤が処方されます。ステロイド剤は驚くほどよく効くので、いったん皮膚病はきれいに治ります。しかし皮膚病は繰り返しあらわれる場合も多く、再々、症状があらわれて病院に行くたびにステロイド剤が処方されます。厄介なことに、ステロイド剤をやめると、リバウンドを起こし、症状が悪化してしまう傾向があります。

肌トラブルの症状がひどくなると、しだいにステロイド剤は、強いものへと変わっていきます。しかしステロイド剤を使い続けると、しだいに肌の免疫力がしだいに失われ、肌は、ターンオーバーや肌再生、保湿などの本来の働きをすることができなくなっていきます。ついには、ステロイド剤もいっこうに効かない、深刻な状態へとなっていくのです。

その結果、肌トラブルの中でももっとも深刻な「酒さ様皮膚炎」になってしまうケースが少なくありません。こうなってしまうと、医師でさえ、「匙を投げる」と言われています。

「酒さ様皮膚炎」の症状で皮膚科に行っても、ステロイド剤が処方されることもあります。しかしステロイド剤を安易に使うのはとても危険です。 まずステロイド剤を使わずに肌の健康を取り戻すことを考えましょう。そのためには、天然成分100%の本物のオーガニックコスメを使ってスキンケアをすることをおすすめします。オーガニックコスメの主役である植物の力を活用することによって、肌を健康にし、「酒さ皮膚炎」を徐々に改善することは可能です。

「酒さ様皮膚炎」におすすめのオーガニックコスメ

「オーガニック生活便」の相談室では、ひどい肌荒れの方には、たとえばカミツレのハーバルウォーターをすすめています。

カミツレは、古くから「植物のお医者さん」と言われるほどで、飲むとからだを温めて体調を整え、化粧品として使うと、肌荒れなどを穏やかに改善していきます。また痒みを抑えてくれる働きもあり、副作用の心配のない「天然のステロイド」という別名もあります。

少し時間はかかりますが、植物の力をたよりに肌荒れを改善していくことができます。植物療法を推奨したことで有名なフランスの医師、ジャン・ヴァルネ博士は、次のように言っています。「自然は、ヒトのあらゆる病気に対して、それを改善する植物を用意している」と。

肌が薄い「酒さ様皮膚炎」は、肌を本来の厚みへと戻していくことが必要ですが、植物の中でも肌再生を助けてくれるものがあります。たとえばローズ、ラベンダー、シコンなどには、肌を整えながら、肌再生を促す働きが知られています。

天然100%のオーガニックコスメで肌を健康に導く

「酒さ様皮膚炎」は、肌が薄くなっている状態なので、改善のためには、合成界面活性剤などが使われていないコスメを選ぶことが必要です。しかし注意したいのは、オーガニックをうたっていても、全成分をみると、合成成分が入っているコスメが多いのが現状です。しっかりと全成分をチェックして、天然成分100%の本物のオーガニックコスメを使いましょう。

つまり本物のオーガニックコスメは、つけたときにしっとり感を与えるだけではなく、肌そのものが本来の働きを取り戻し、肌のスムーズなターンオーバーや皮脂分泌ができるようにしてくれるのです。本物のオーガニックコスメを使ううちに、しだいに肌が内側から潤うようになり、肌が本来の厚みを取り戻し、薄い肌がじょじょに改善されていくのを実感するはずです。

「酒さ様皮膚炎」のためのオーガニックスキンケア
  • まず洗いすぎに注意しましょう。症状が深刻な場合は、湯あらいにしましょう。
  • 洗顔の後、化粧水は、カミツレ水、ラベンダー水、ローズ水がおすすめです。
  • 化粧水の後の保湿として、アーモンドオイルやアプリコットオイルなどのシンプルな植物オイル使ってください。
    またシコンの配合されたオイル(しなやかオイル)も良いでしょう。

以上のように、天然成分100%のシンプルなスキンケアを続けてください。つけすぎは、かえって肌が自ら治ろうとする働きを阻害してしまいます。早ければ2週間から1カ月ほどで改善のきざしが見えてくるはずです。

JOCAマーク取得の天然成分100%の製品を紹介します。

化粧品と環境ホルモン

オーガニックライフというと、とかく食べ物に目が向けられがちです。

有機農産物や食品添加物を使っていない加工食品を摂ることで、たしかに体内の化学物質をおおいに減らすことができます。

でもいっぽうで見落とされているのが、化粧品の「経皮毒」。

実は化学物質は、化粧品を使うことによって肌からも侵入して、体内に蓄積し、アレルギーや病気の原因となっています。

天然成分100%の化粧品を使うことは、素肌だけではなく、体の健康を守るうえでも大切なことなのです。

パラベンが乳がんの原因に?!

「化粧品は、直接口に入れるものではないので、食べ物ほど気をつけなくても大丈夫」と思っていませんか? しかしそれは、健康にとって大変危険な思い込みです。

アメリカの有害物質専門家のイヴォンヌ・バーカート博士は、化粧品に含まれる化学物質が、ニセのホルモン(=環境ホルモン)となって働くと警告しています。

例えば化粧品に使われるもっとも一般的な合成防腐剤パラベンは、肌を通して体内に入り、脳、胸、性器などにある女性ホルモン受容体に達すると、ホルモンと同じ働きを発揮して、細胞の増殖を行う指令を下すというのです。

通常、ホルモンは必要なときに必要な量だけ、私たちの体内で作られます。しかし化粧品に含まれる化学物質は、肌からやってきたニセのホルモンとなって身体に入り、影響を及ぼすことに。その結果、近年、増え続けている乳がんに罹るリスクを高めてしまうことになるのです。

ほんの少しの量で作用するホルモン

ホルモンは、ほんのわずかな量で働きを開始することができます。化粧品に使われているパラベンは、量がわずかなので問題がないと言われてきました。しかし環境ホルモンという視点から見ると、決して「少ないから大丈夫」とは言えないことがわかってきます。

たいへん怖いことに、一般的な化粧品で、最も多く使われている合成防腐剤が、パラベン(表示名称・メチルパラベン、プロピルパラベンなど)です。パラベンは、1パーセント以上、使ってはいけないという規制があります。つまり100mlの化粧水であれば、1ml未満なら使うことができるのです。

しかし環境ホルモンという視点からみると、それは決してわずかな量とは言えません。なにしろ一生のうちに分泌される女性ホルモンの量は、たったティースプーン一杯(5ml)というのですから。そのようにホルモンは微量なナノ単位量で働くことができるのです。

イヴォンヌ博士は、「合成成分の化粧品をつけるということは、大量の環境ホルモンに暴露されることになる」と警鐘を鳴らしています。

ほぼ毎日、多くの女性は化粧品を使っているわけですから、いわばニセのホルモンを肌から大量に吸収し、身体に悪影響を与えていることになります。

イヴォンヌ博士は、パラベンだけではなく、合成ポリマーや合成界面活性剤もまた環境ホルモンになりうる化粧品成分であることを明らかにしています。そんな博士の警告は、化粧品を使う女性のほうが男性よりも乳がんや化学物質過敏症になることが多いという現状にも表れています。

化学物質フリーの化粧品で乳がん発病率のレベルが下がった!

イヴォンヌ博士は、化粧品と環境ホルモンの関係について、ある興味深い実験をしています。

41人の乳がんにかかった女性を対象に、28日間、まったく化学物質を含まない化粧品を使ってもらったのです。実験終了後、ほとんどの被験者のガンのレベルが下がったという結果が出たのです。この実験から化学物質を含む化粧品は、肌荒れの原因になるだけではなく、より深刻な影響を体に及ぼしていることが明らかになりました。

イヴォンヌ博士は、昨今、若年層のガンが増えていると指摘し、その理由は女性が早い年齢から化粧品を使うようになっていることをあげています。

「アメリカでは、12歳以下の子供たちまで、メイクをするようになってきています。ガンといえば、これまで60代以上の病気でしたが、20代や30代でもガンになる人が増えています。体内で蓄積される化学物質がある量を超えると、それが病気となって表れるのです」。

しかしそのような状況は、アメリカに限ったことではなく、日本でも同じです。小学生向けにメイクの雑誌が販売されたり、若年層のガンが増えたりしています。

わからない成分が入った化粧品は使わない

イヴォンヌ博士によれば、深刻な病気にかかりやすくなるリスクを回避するために、まず心がけたいことは、
「とにかく化学物質が入っていそうな化粧品は避ける、よくわからないものは使わないことです」。

化学物質フリーの化粧品を選ぶことは、美容のためだけではありません。それは自らの体の健康を守るために重要なことなのです。

肌常在菌を増やして、乾燥肌を根本から改善

化粧品の合成防腐剤によって常在菌が棲めない肌環境になる

近年、話題になっている腸内フローラと同じく、健康な肌にも常在菌のフローラがあります。常在菌は、肌の健康を保つために欠かせない存在です。常在菌は、肌の潤いを保つために大切な働きをしています。主に常在菌は、肌から分泌される皮脂などを食べて潤い成分を作り出しています。

しかし化粧品の合成成分は、この大切な常在菌が食べることができず、とくに合成防腐剤は、常在菌を殺傷してしまいます。つまり化粧品の合成防腐剤は、常在菌が居ない肌環境に作り出しています。その結果、肌は慢性的な乾燥肌に陥り、かさかさと白く粉を吹いているような状態になったりします。

というわけで、乾燥肌に悩んでいる人は、まず化粧品の合成防腐剤を必ずチェックしてください。

一般的な化粧品において、もっとも多く使われているのがパラベンです。パラベンは、1980年代に旧厚生省が、アレルギー性がある化粧品成分「102種類の旧表示指定成分」の中に入っていた石油系の合成防腐剤です。

 最近は「パラベンフリー」をうたう化粧品もよく見かけます。

しかし実はパラベン以外にも数多くの合成防腐剤があります。

「パラベンフリー」の場合は、代わりの合成防腐剤としてフェノキシエタノールがよく使われています。フェノキシエタノールは、無添加化粧品によく使われています。その理由は、この成分は「102種類の旧表示指定成分」の中に入っていなかったからです。

しかしフェノキシエタノールもまた石油から作られた合成防腐剤で、パラベンと同じ1%以上配合してはならないという規定があることからわかるように、その毒性はパラベンと同等です。

EUのオーガニックコスメにもアレルギー性のある合成防腐剤が配合

「認証マークがあるオーガニックコスメが完全合成成分フリーだから安心」という声もよく聞きます。

意外と知られていないのですが、実はヨーロッパのオーガニックコスメ認証がついている化粧品にも合成防腐剤が使われています。安息香酸Na(ナトリウム)やソルビン酸K(カリウム)などです。これらの合成防腐剤もまた、パラベンと同じく「102種類の旧表示指定成分」に入っており、アレルギー性が確認されている成分です。

何故、ヨーロッパの認証基準で、アレルギー性のある石油系の合成防腐剤が使用できるのか、その理由は定かではありません。おそらくヨーロッパは、世界中に化粧品を輸出しているので、確実に効果のある合成防腐剤が必要であり、そのためにオーガニックコスメにも使用が認められているようです。

オーガニックコスメを使っているつもりでも、その化粧品にアレルギー性のある合成成分が含まれていれば、これまた常在菌が棲めない乾燥肌を作り出してしまいます。

慢性的な乾燥肌にさようならするためのスキンケア法

慢性的な乾燥肌の改善のために、まず心がけたいことは、常在菌が棲める肌環境を作ること。つまり常在菌を殺傷してしまう合成防腐剤をはじめ、そのほかの数多くの合成成分が入っていない化粧品を使うことです。ぜひ化粧品の全成分を、「JOCAオーガニックコスメ辞典」などを参考にしながらチェックしてください。おそらく数多くの合成成分が入っていることに気づくことと思います。その場合は、すぐに使用を止めましょう。

乾燥肌改善のスキンケアは実はそれほど難しいことではありません。

合成防腐剤をはじめそのほかの合成成分が使われていない、天然成分100%の真のオーガニックコスメを使うことです。

つまり肌に棲んでいる常在菌が喜んで食べられるものだけで出来たオーガニックコスメを使うことです。それによって常在菌は、保湿成分を作り出し、見事な常在菌フローラを肌の上に作ることができるのです。

常在菌が棲めるが肌環境が整うにつれて、慢性的に悩んできた乾燥肌もしっとりと潤いのある健康な素肌を取り戻すことができます。

天然成分100%のオーガニックコスメを使ったスキンケアで、乾燥肌に今年こそ根本的な改善を。そうすれば、これからやってくる冬でもしっとり肌をキープすることができます。

常在菌を増やして乾燥肌改善オーガニックコスメ、「漢萌」

常在菌を増やすために特におすすめしたいオーガニックコスメというと、やはり「漢萌」です。平安時代の美容法の研究から生まれた化粧品です。昔の人は顕微鏡などなかったので、肌の常在菌の存在など知らなかったはずですが、この化粧品は、常在菌を増やすためには、最高のものです。というのも腸内細菌を増やすのに最適の食べ物があるように、肌常在菌を増やすのに適した素材から作られているからです。

素材として使われているのは、生薬や薬草、そして黒砂糖などですが、「発酵熟成」という手間をかけることによって成分がより細やかになり、常在菌が喜んで食べやすいものにしているのです。

長年、乾燥肌に悩んできた人が、短期間で潤いのある肌に回復した例もよくありますが、「漢萌」の化粧品には、素早く肌環境を整えてくれる働きがあるからなのです。もちろん「漢萌」の化粧品は、一切の合成防腐剤や合成成分を配合せず、昔から伝わる発酵法や古式製法によって長期保存を可能にしています。天然成分100%であることを保証するJOCAマークを取得しています。

「2023オーガニックライフスタイルEXPO」(9月14日~9月16日) 「JOCA展示ブース」からの報告


JOCA取得メーカーとJOCAアドバイザーの皆様のご協力により、
真のオーガニックコスメについて伝え、話し合う場になりました!

JOCA展示ブースに並んだ本物のオーガニックコスメ

「JOCA展示ブース」に並んだ、天然成分100%のオーガニックコスメ

ちどりやさんも
京都から来てくれました!

JOCAマーク取得の
オーガニックコスメが勢揃い

2023年度の「オーガニックライフスタイルEXPO」(東京都立産業貿易センターにて9月14日~16日開催)で、「日本オーガニックコスメ協会」は、天然成分100%のJOCAマークを広報する展示ブースを出しました。

今回の「JOCA展示ブース」は、オーガニックコスメアドバイザーの方々から、次の声が出たことがきっかけになりました。「オーガニックコスメと称していても合成成分が入っている製品が多い現状にあって、ぜひ天然成分のみで作られたオーガニックコスメをもっとみなさんに知らせる場を作ってほしい」。

今回は、JOCAマークを取得している21メーカーがこの展示ブースに共同参加しました。

天然成分100%の日本のオーガニックコスメ

世界一安心安全な
「ジャパン・オーガニックコスメ」

JOCAマークを
アジアにも伝えたい

ブースでは、
「地域おこしとオーガニックコスメ」
(花の岬のひまわりオイル、天海のしずく、アロエのチカラ、へちまここち)
「和の美容植物を活かしたオーガニックコスメ」
(京都ちどりや、新田紅皿、オンド、松田養蚕場、天海のしずく、シャインラボ、美容文化社)、
「世界の植物療法とオーガニックコスメ」
(アムリターラ、スプーンスプーン、暮らしっく村)、
「アジアにも広がる天然成分100%のオーガニックコスメ」
(ローズメティック、マハラニ)など4つのテーマゾーンに分けて、多様で個性が光るメーカーの製品が展示されました。

そのほかに販売としては「UMU」、「デンタルサロンジャパン」、「ラチャアム」、「アルテ」、「漢萌」が参加しました。

JOCAマークは、天然成分100%。ヨーロッパよりもさらに厳しい基準に基づいていますが、その厳しさは消費者の安心安全を守りたいからです。

ブースではJOCA認定アドバイザーが大活躍

JOCA認定オーガニックコスメ・アドバイザーが大活躍

今回のJOCA展示ブースには、JOCA認定オーガニックコスメアドバイザーが入りました。その中には遠く北海道から来てくれた石川奈々さんもいられました。そのほかに美容専門学校講師の東原小百合さん、安心安全なコスメを普及している廣木まみさん、美容系の会社を経営している高橋繁雄さん、講座受講後に「ラチャアム」を設立した多田繭子さん、オーガニックメイクアーティストの関恵さんと合わせて、6人のアドバイザーが入りました。 

JOCAアドバイザーは、訪れた方々に、オーガニックコスメ基準、JOCAマークの基準、化粧品の天然成分と合成成分の違い、敏感肌に良い化粧品など、さまざまな質問に応えたり、説明をしたりしていました。

山形県からJOCA展示ブースにかけつけた、UMUのスタッフ一同

開催中の15日の夕方は、産業貿易センター内にあるレストランで、参加されたメーカーさんとJOCAアドバイザーがともに集うJOCA交流会も行われました。

JOCA交流会の後は、
東京タワーを背景に
記念撮影!

三日間、皆様のご協力で、実りある「JOCA展示ブース」を展開することができました。

これからも「日本オーガニックコスメ協会」は、様々な方法を通じて本当に安心安全なオーガニックコスメの普及活動を展開していきたいと考えています。

ありがとうございました!

オーガニックライフスタイルEXPO開催中の JOCAセミナーのお知らせ

「世界のオーガニックコスメ認証基準の比較と現状」
〜天然成分100%のジャパン・オーガニックコスメを世界に発信〜

日時
9月16日(土)13:00~14:30

場所
東京都立産業貿易センター 浜松町館 4F 第2会議室

講演者
日本オーガニックコスメ協会 代表 水上洋子

セミナーの内容は、次のような概要になります。

世界のオーガニックコスメ認証基準について現状を知りたい方はぜひご参加ください。

現在、オーガニックコスメ認証基準は、世界的に統一されたものはなく様々な基準があります。認証マークがついていても必ずしも天然成分100%というわけではありません。それはいくつかの防腐剤や乳化剤などの合成成分の使用を認めている認証基準もあるからです。

「日本オーガニックコスメ協会」は、本当に安心安全なオーガニックコスメを普及したいという思いから、2015年に天然成分100%をベースとする厳しい認証基準を定め、JOCAマークを作りました。

最近は、地域おこしとして化粧品を作ることも注目されていますが、残念ながらほとんどは、既成の化粧品と同様に合成成分が数多く入り混じっています。しかし日本オーガニックコスメ協会は、天然成分100%の化粧品でなくては、地域の植物の力を本当に伝えることはできないと考えています。そのために日本オーガニックコスメ協会は、地域おこしとして企画された化粧品製造を支援していきたいと考えています。

さらに日本オーガニックコスメ協会は、今後は天然成分100%のオーガニックコスメ基準を日本に留まらず、さらにアジアに向けて発信していく活動を展開していきます。

今回のセミナーの途中で、JOCAマークを取得している様々なオーガニックコスメ関係者も紹介いたします。オーガニックコスメで地域おこしをしているメーカー、JOCA認証基準に従って天然成分100%で化粧品を作ることが出来る製造会社、JOCAアドバイザー講座受講後にブランドを立ち上げた方、そしてアジアにも天然成分100%のオーガニックコスメを普及していきたいと考えているメーカーの方も登壇してお話し致します。

「日本オーガニックコスメ協会」は、オーガニックライフスタイルEXPO2023 に「JOCA展示ブース」を出します。

会場には、衣食住オーガニックな製品が勢揃いします。「日本オーガニックコスメ協会」は、JOCAマークを取得した、天然成分100%のオーガニックコスメの展示と販売をします。

また日本オーガニックコスメ協会が発行した単行本「ジャパン・オーガニックコスメ」、小冊子「世界のオーガニックコスメの現状」、「JOCAオーガニックコスメ辞典」も販売します。

「JOCA展示ブース」には、JOCA認定アドバイザーが待機しておりますので、オーガニックコスメの成分や製造法、JOCAマークの取得法など、様々な質問に対しても丁寧にお答えさせて頂きます。

第8回オーガニックライフスタイルEXPO2023
2023年9月14日(木)-16日(土)10:00~17:00
東京都立産業貿易センター<浜松町館2~5F>

9月16日(土)には、JOCA代表の水上洋子のセミナーもありますので、ぜひ皆様お誘い合わせの上ご参加下さい。

セミナーのテーマ
「世界のオーガニックコスメ認証基準の比較と現状~天然成分100%のジャパン・オーガニックコスメを世界に発信」
9月16日(土)13:30~14:30 ※受付開始13:00~
会場:東京都立産業貿易センター浜松町館4階第2会議室

オーガニックライフスタイルEXPO2023 バナー

第1回JOCAオーガニックコスメ・アドバイザー交流会のお知らせ

「CAFE  SLOW」は、早くからスローライフと環境問題に関心を寄せる人たちが集うカフェとして知られてきました。

「スローライフ」を掲げるカフェにふさわしく、建物もストローベイルの自然素材を使って作られています。オーガニック・コーヒーやオーガニック野菜を使った料理など、丸ごとオーガニックを味わえる、とても居心地の良いカフェです。

https://cafeslow.com/

このたび「日本オーガニックコスメ協会」は、このカフェで、初めての「JOCAオーガニックコスメ・アドバイザー」の交流会を開催することにしました。

この交流会では、「日本オーガニックコスメ協会」の活動報告、皆様の名刺交換、自己紹介、自由な歓談などを予定しております。

今後も、「日本オーガニックコスメ協会」は、オーガニックイベントの出展、各セミナーの開催、JOCAマークの普及活動をしていきますが、交流会ではその詳細をお知らせ致します。

またこの交流会をきっかけに知り合った方々が協力して、自主的にイベントを企画するなど、さらなる活動が展開していくことを期待しています。そのような取り組みにつきましては、協会でも積極的にご協力していきたいと考えております。

「日本オーガニックコスメ協会」の活動目的は、本当に安心安全と言える真のオーガニックコスメの普及にとどまらず、地球環境と共存するオーガニックライフの普及にあります。

この交流会をきっかけとしてJOCA認定オーガニックコスメ・アドバイザーの方々のさらなる活躍の場が広がることを心より期待しております。
ぜひご参加くださるようお願い申し上げます。

日本オーガニックコスメ協会 水上 洋子

第1回JOCAオーガニックコスメ・アドバイザー交流会

日時
4月30日(日)11:30-15:00
場所
CAFE SLOW(東京都国分寺市東元町2-20-10)
https://cafeslow.com/
会費
3,500円(オーガニックランチ&ティー・デザート付き)
※お申込み確認後、会費のお振り込み先をメールにてお知らせいたします。

お申し込みはこちらから

※お申込み期限は4月10日(月)11時までとなります。

※お申込みは締め切りました。