「aromatopia No.162」に、日本オーガニックコスメ協会の記事が掲載されました。

aromatopia No.162
テーマは、「日本はオーガニックコスメ最先進国
本当に安心安全なオーガニックコスメ基準を求めて」
(3ページ構成)。
掲載原稿
aromatopia No.162 35p~37p
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日本オーガニックコスメ協会 水上洋子
オーガニックコスメというと、その言葉の発祥地はヨーロッパというイメージが日本にはあります。またそのオーガニックコスメ製造技術の最先端は、環境先進国として有名なドイツではと考えられがちです。
しかし実は、今、日本は、世界的にみても、まさにオーガニックコスメ最先端国といっていい状況にあります。「日本オーガニックコスメ協会」は、その現状に基づいて、世界一厳しいオーガニックコスメ基準とJOCA推奨品マークを作り、世界に向けて発信を始めました。
オーガニックコスメ 上手な素肌の守り方(双葉社)
そもそも「オーガニックコスメ」という言葉が最初に登場したのは、ヨーロッパではなく、まさにこの日本でした。2001年に東京で「オーガニックコスメ―――上手な素肌の守り方」(双葉社)という単行本が発行されたのですが、実はこのとき、まだ世界のどこにも「オーガニックコスメ」という言葉はありませんでした。
この単行本を製作したのは、環境NGOアイシスガイアネットでした。このNGOアイシスガイアネットを主宰したのは、清水童伸氏でしたが、彼は無添加化粧品のPR誌や日本初の環境マガジン発行を手がけたり、イベント「エコプロダクツ」を発案企画するなどの経験を持っている人物でした。清水氏は、市場に石油合成成分を主体にした化粧品が多く出回り、それが原因で、消費者の間に素肌トラブルも増え続けていたことを懸念していました。よりナチュラルで安心安全な化粧品を知らせていきたいと考え、この単行本を発行しました。そして私自身もこの単行本製作チームの一メンバーとして参加しました。
実はこの単行本の「オーガニックコスメ」というタイトルが決まるまでに、ひと悶着がありました。出版社さんの編集部は、聞いたこともない「オーガニックコスメ」という新しい言葉ではなく、「自然コスメ」というわかりやすいタイトルにしたかったのですが、環境NGOアイシスガイアネットの制作チームは、「オーガニックコスメ」は、未来を指し示すとても良い言葉で、きっとこれから流行るはずという主張をしました。結果的には、出版社さんのほうが譲ってくれ、最終的に「オーガニックコスメ」がこの単行本のタイトルになりました。
この単行本が出版されて間もなく、出版社も製作チームも思いがけないほどの反響がありました。この本に掲載された各メーカーに、全国展開をする大型ショップから次々と電話があり、オーガニックコスメの販売コーナーを作ってみたいという連絡があったのです。その後、同じような動きが他の店からもありました。その結果、日本で初めてのオーガニック&ナチュラルコスメのコーナーが日本全国で展開されることになったのです。
つまり日本のオーガニックコスメは、ビジネス的な市場調査の結果ではなく、安心安全な化粧品を消費者に知らせたいという環境NGOの良心的な活動から広がっていったのです。
2007年に私はドイツのオーガニックコスメ事情について現地取材をしました。ドイツのマンハイムにあるBDIH(ドイツ化粧品医薬品商工連盟)の代表を務めるヘラルド・デットマー氏をインタビューした際、彼が「オーガニックコスメ」なんて聞いたこともないと言ったときはとても驚きました。その頃には「オーガニックコスメ」という言葉は、世界的なものになっているという思い込みが私の中にあったのです。
しかし当時、ドイツには「ナチュラルコスメ」という言葉はあっても、「オーガニックコスメ」という言葉はなかったことがわかりました。改めて2001年に東京で発行した単行本のタイトルこそが、世界で初めて「オーガニックコスメ」という言葉が誕生させたものであり、オーガニックコスメはどこよりも早く日本から始まったことを確認しました。
ドイツの取材から日本に帰って間もなく、環境NGOアイシスガイアネットを母体として、新たに「日本オーガニックコスメ協会」が設立されました。
実は、今、日本は天然成分100%で作られたコスメが世界一、市場に多く出ています。
それというのも日本の製造者は、目標を定めるといち早く実現するという素晴らしい力を持っているからです。
「日本オーガニックコスメ協会」は、2010年、日本で天然成分100%の化粧品技術を向上させるために、「アルテ」という化粧品会社をたちあげました。消費者の安心安全性を考えると天然成分100%の化粧品が望ましいということを伝えていこうとするとき、実際にそういう化粧品が存在しなければ、単なる理想になってしまうからです。
そのために、「日本オーガニックコスメ協会」の意図に共感してくれるいくつかの製造会社と協力して、防腐剤も界面活性剤も天然成分という化粧品開発を続けてきました。その結果、長い期間はかかりましたが、完全・合成成分フリーの化粧水やクリームを実現させることが出来ました。
たとえば現在、実際にオーガニックコスメによく使われている天然の防腐剤というと、次のようなものがあります。
もちろん天然の防腐剤は、ひとつだけでは確実ではないので、いくつかの防腐剤を組み合わせることもよくされています。
いっぽう天然の界面活性剤としては、レシチンや石鹸素地などが天然成分100%のオーガニックコスメによく使われています。
従来より、化粧品は、「完全に天然成分だけで製造するのは不可能」という常識が製造会社に有り続けたのですが、しだいに「日本オーガニックコスメ協会」は、「天然成分100%の化粧品製造は可能」であると確信するようになりました。
2010年より、EUからオーガニックコスメ認証基準が発信され始めました。それまで「日本オーガニックコスメ協会」は、何度か国際会議に出席し取材を重ねて、EUの認証基準の詳細を知ることとなりましたが、結果的には、疑問を抱くようになりました。
というのも、いくつかの石油由来の防腐剤や界面活性剤の使用が認められていたからです。とくに防腐剤について見てみると、EUのオーガニックコスメ基準で使用が認められている「安息香酸Na」や「ソルビン酸K」などは、日本の旧厚生省が定めていた「102種類の表示指定成分」の中に入っていた成分で、石油系合成成分です。
「表示指定成分」とは、アレルギー性があるので、表示が義務付けられていた成分です。
はたしてアレルギー性がある合成成分の使用が認められている認証基準は、オーガニックコスメにふさわしいと言えるだろうか?
そのような基準が、世界的に広がることは、結果的には、消費者のオーガニックコスメへの信頼が揺らぐことになるのではないだろうか?
そんな疑問は、やがて、むしろ日本から天然成分100%のオーガニックコスメ認証基準を発信していくべきではという結論に至りました。
2017年、「日本オーガニックコスメ協会」は、独自で天然成分100%のオーガニックコスメ基準を定め、JOCA推奨品マークを作りました。
JOCA推奨品マーク
「日本オーガニックコスメ協会」の立場は、オーガニックコスメの販売を促すという以前にまずは消費者にとって本当に安心安全なコスメを知らせていくことにあります。合成成分が入り混じったあいまいなオーガニックコスメが増えても、あまり意味がないのではと考えています。
「JOCA推奨品マーク」を作ったことにより、たとえ化粧品の成分がよくわからない消費者であっても、確実に天然成分100%の製品を選ぶことが出来るようになりました。また最近は、化学物質過敏症の方から、このJOCAマークを指標に化粧品選びをしているとの連絡を頂きました。
「日本オーガニックコスメ協会」は、JOCA推奨品マークと天然成分100%のコスメ基準を積極的に普及するために、2020年3月、単行本「ジャパン・オーガニックコスメ」を発行し、全国書店に配布しました。幸いにも現在、この本をきっかけにして、さまざまなショップから日本のオーガニックコスメを販売するコーナーを作りたいという企画や申し出が来ています。すでに銀座や代官山では、JOCA推奨品マークがついた天然成分100%のオーガニックコスメを販売するショップが登場して、話題を呼んでいます。
単行本「ジャパン・オーガニックコスメ」
コロナ禍の期間を経て、輸送の問題からも海外化粧品の不安定さが見えはじめ、改めて国産化粧品が見直されています。「日本オーガニックコスメ協会」は、天然成分100%の国産オーガニックコスメは、世界に誇る最先端技術の結晶であり、それもまた日本の素晴らしいソフトを世界に伝えていくことになると確信しています。
昨今、改めて「持続可能な社会」が注目されていますが、ただ今、文化放送にて、「SDGs」とオーガニックコスメと言うテーマが、五日間にわたって放送されています。
インタビュアーは、西川あやのアナウンサー、話し手は、日本オーガニックコスメ協会の水上洋子です。
消費者の安心安全、環境保全型農業、環境を守るモノ作りなど、オーガニックコスメが提案する世界観がさらに見えてくることと思いますので、ぜひ聞いてみてください。
※放送は終了しました。
※オンエアの情報は以下になります。
【放送局】 文化放送
ラジオ
AM1134
FM91.6
ラジコで聴く場合はこちらから。
http://radiko.jp/#!/live/QRR
【番組名】 「SDGs Voice」
【番組のHP】 https://joqr.co.jp/sdgs/
【放送時間】
11月9日(月)~13日(金) 午後 17:50~17:55
今、市場にかなりのオーガニックコスメが出ていますが、残念ながら合成成分が入り混じったオーガニックコスメが多いのが実情です。
それは、オーガニックコスメショップの経営者やスタッフも、あいまいな化粧品の知識しか持っていないためです。
海外のオーガニックコスメ認証マークがついている化粧品であっても、合成防腐剤が使われており、基準そのものについても見直す必要性もあります。
そんな中にあって、「日本オーガニックコスメ協会」は、天然成分100%の本物のオーガニックコスメを普及するための活動を続けてきました。
化粧品成分についてわかる消費者が増えれば、もっと本物のオーガニックコスメが増えるはずです。そんな考えのもとに「日本オーガニックコスメ協会」は、オーガニックコスメについて正しい知識を持っているスペシャリストを育てることに力を入れてきました。
「JOCAオーガニックコスメ・アドバイザー講座」は、自分自身の化粧品を選ぶときに、そして化粧品関係の仕事をしている人に、確かな知識をそして自信をつけてくれることでしょう。
そしてまた、ただオーガニックコスメについて学ぶだけではなく、地球環境と共存するライフスタイルの大切さを実感することにもなるでしょう。
ひとつのお店にそれほど多く天然成分100%の国産オーガニックコスメがあるのは、日本初のこと。本物を求めるオーガニックコスメ派には、嬉しいお店
2020年、春、全国書店にて一斉発売
2020年3月に日本オーガニックコスメ協会から発行された単行本「ジャパン・オーガニックコスメ」。
この単行本に掲載されているのは、31メーカーのオーガニックコスメ。すべてJOCA推奨品マークをしている、天然成分100%の国産オーガニックコスメが選ばれました。
JOCA推奨品マークは、完全・合成成分フリーで製造されることを基準としていますが、それは世界のコスメ基準の中でも最も厳しいものになっています。
単行本「ジャパン・オーガニックコスメ」が、そのままショップのコーナーになりました。単行本に掲載されたすべての商品があり、テスターで試すこともできます。
日本オーガニックコスメ協会がそのような厳しい基準を定めた理由は、使う人が本当に安心して使ってほしいから。そして各メーカーにも本当に安全なものを作ってほしいからです。
その単行本の思いをショップでも展開してみたい!
それが「Be オーガニック」の中の一コーナーになりました。
ここでは、単行本「ジャパン・オーガニックコスメ」に掲載されたすべての商品があり、テスターで試すこともできます。
「日本オーガニックコスメ協会」がプロデュースした『アルテ』のコスメも「Be・オーガニック」に。「JOCA推奨品マーク」は、完全・合成成分フリーで製造されることを基本条件としており、それは世界のコスメ基準の中でも最も厳しいものになっています。
今、現実的に化粧品を完全に天然成分のみで作ることは可能になっています。本物のオーガニックコスメをぜひみなさんの手に届けたい。また日本の素晴らしい美容植物についても知ってほしい、良心的な国産メーカーがあることを知ってほしいーーー単行本「ジャパン・オーガニックコスメ」から飛び出したそんな思いがショップの中でJOCAコーナーになっています。
完全・合成成分フリーであることを保証する、31ブランド約150点のJOCA推奨品コスメが「Be オーガニック」に揃っています。ひとつのお店にそれほど多く天然成分100%の国産オーガニックコスメがあるのは、日本初のことで、それもまた「Beオーガニック」を訪れる人たちの魅力になっています。
「Be オーガニック」店の中央には、環境問題の著書で知られる竹村真一教授がプロデュースしたデジタル地球儀がおいてあります。
ショップ内に輝く、美しい地球
店の中心で輝く地球儀。環境問題を提示する地球儀をショップに置くことで、オーガニックコスメを使う女性が、21世紀にふさわしい生き方と調和していることを示しています。
この地球儀には、世界の再生可能エネルギーの使用量などが登録されており、国別に見ることができます。リアルタイムの気象情報や地震・津波、渡り鳥やクジラなどの地球移動、人口爆発や地球温暖化など、生きた地球の姿が映し出されています。
そのような地球儀をショップに置くことで、オーガニックコスメを使う女性が、いっぽうで地球環境や持続可能な社会などにも関心を抱いていることを伝えていきたいと考えています。それによって、21世紀にふさわしい新たな女性像を提起しています。
オーガニックコスメと地球環境
「Beオーガニック」の斬新な取り組み。コスメショップでありながら、こんな本もディスプレーしています。オーガニックコスメは、地球環境問題を考えるきっかけになります。
お店からオーガニック発信
基本的には、「Beオーガニック」は、コスメショップですが、オーガニックコスメだけではなく、総合的にオーガニックを発信できる場にしたいと考えています。いらしたお客様に再生可能エネルギー、温暖化問題も提案できるような店を目指しています。
基本的には、オーガニックコスメショップですが、オーガニックコスメだけではなく、総合的にオーガニックを普及できる場にしたいと考えています。いらしたお客様に再生可能エネルギー、温暖化問題も提案できるような店を目指しています。
銀座方面にお出かけの際には、ぜひ一度、のぞいてみてください。
「日本オーガニックコスメ協会」監修で、単行本「ジャパン・オーガニックコスメ」を発行致しました。
「東京オリンピック開催」によって、日本文化や製品に海外からも高い関心が寄せられています。
今、市場には数多くのオーガニックコスメが出ていますが、残念ながら合成成分も入り混じった曖昧な製品が多いのが現状です。またEU発のオーガニックコスメマークがついていても、合成防腐剤などが使用されていたりします。
「日本オーガニックコスメ協会」は、天然成分100%をベースとするコスメ基準とその製品を日本から発信したいと考え、2015年にJOCA基準とマークを作りました。
単行本「ジャパン・オーガニックコスメ」では、現在、市場に出ている数多くのオーガニックコスメの中から、完全・合成成分フリー、天然成分100%のコスメ約150点を厳選の上、掲載しており、すべてJOCAマークを取得しています。
この単行本をきっかけとして、「日本オーガニックコスメ協会」は、天然成分100%をベースとする本物のオーガニックコスメを皆様にお伝えしていきたいと考えています。そのためにイベントや販売の催し、オーガニックコスメ・セミナーなどを企画展開していきます。
※単行本「ジャパン・オーガニックコスメ」は、2020年3月16日、全国の書店にて発売されました。アマゾンからもお求めになれます。
単行本「ジャパン・オーガニックコスメ」では、9人の方々がオーガニックコスメライターとしてメーカー取材をしてくれました。居住地も東京、埼玉県、静岡県、大阪、福岡県など、そして活動スタイルも様々ですが、共通点は、オーガニックコスメのスペシャリストであることです。
一般にコスメライターという職業がありますが、残念ながら化粧品成分についてはわからないという方がほとんどです。いっぽう9人のライターさんは、化粧品成分についてしっかりと学んでおり、まさにオーガニックコスメライターと呼べるメンバーです。「日本オーガニックコスメ協会」の「JOCAオーガニックコスメ・アドバイザー」資格、及び「JOCAオーガニックコスメ・セラピスト」資格を取得している方もいます。
今後も、9人の方たちは、本当に安心安全なオーガニックコスメとそしてオーガニックライフをさらに普及するための活動を続けていきますので、どこかでお会いした方は、ぜひ声をかけて頂けると嬉しいです。
この単行本のためにオーガニックコスメライターとして奔走してくれた皆さん、本当にお疲れ様でした!
(日本オーガニックコスメ協会 水上洋子)
奥田 景子
ライター(オーガニックライフスタイル、コスメ、エシカルファッションなど)。福岡県生まれ。文化服装学院スタイリスト科卒業後、社会的分野に興味を持ち、大学院で環境マネジメントを学び、理学修士を取得。2013年以後は福岡に拠点を移してライターとして活動。2017年に、「JOCAオーガニックコスメ・アドバイザー」資格取得。
喜田 有紀子
国際線CA時代、ドイツで偶然出会ったオーガニックコスメで肌が美しく健康になることを実感。10年以上の愛用歴を経て、「JOCAオーガニックコスメアドバイザーおよびセラピスト」資格取得。心と体をつなぐボディーワーク「エサレン」のプラクティショナーに師事し、フェイシャルヒーリングを習得。オーガニックコスメを使ったフェイシャルサロン「オンクレール」代表。
小崎 まどか
早稲田大学文学部卒。学生時代にアルバイトで学習塾のテキスト作成に携わり、編集の楽しさを知り、音楽専門の編集プロダクションに就職、編集者となる。石けん好きが高じて日本初のオーガニックライフマガジン「アイシスラテール」に編集者。ライターとして活動。「炎環」同人。
夛田 繭子
渡辺サブロオ氏のメイクアップサロン『THE SABLO’S VIEW』にてメイクレッスンを行う。その後スチール撮影、映像など様々な現場を経験。現在はオーガニックコスメを取り入れたマンツーマンのメイクレッスンも行う。「JOCAオーガニック コスメ・アドバイザー」資格取得。
アメブロ
https://ameblo.jp/gleam-lesson/
インスタhttps://www.instagram.com/gleamlesson
鈴木 順子
JOCAオーガニックコスメ・インストラクター。流行りやあふれる情報を鵜呑みにしてコスメを使い続けた結果、重度の肌トラブルと肌疾患にみまわれる。その後化粧品についてあらゆる角度から学び、コスメ、食や日用品をオーガニックにシフトする。2018年に(株)オーガニックスタイルジャパン設立。
多喜 未来子
ナチュラル美容で、本来の素肌を大切にするためのセミナー「すっぴん美肌道場」を全国で開催中。 株式会社「Mi-raie 」代表取締役。トータルビューティサロンajito夙川主宰。「JOCAオーガニック コスメ・アドバイザー」資格取得。2018年・2019年ミス・コスモポリタン公式講師。
http://mi-raie.co.jp
instagram miraie918/
fb すっぴん美肌道場
大澤 郁子
早稲田大学法学部卒。スペインの漁業水産食品加工会社勤務後、「JOCAオーガニックコスメ・アドバイザー」資格取得。美容にとどまらず、健康、食、地球環境、次世代への責任へと総合的な活動を目指して個人事務所を開設。
平澤 芳栄
「JOCAオーガニックコスメ・アドバイザー」資格取得。化粧品通販会社を経て、2017年、小田原移住を機に「(株)こゆるぎマルシェ」を設立。40〜50代の女性向けに、きちんとしたものが手軽にとれるオリジナル食品も開発。テレワークスペース「テレワクこゆるぎ」を作り、地元小田原の活性化に向けて活動中。
根来 靖子
慶応義塾大学文学部卒。広告プランナーを経て、現在はオーガニックコスメ関連のコピーライター。「日本オーガニックコスメ協会」事務局所属。石けんシャンプーに出会い、ボリュームとツヤのある髪に変わったことに感動。以来、一人でも多くの人に本物のオーガニックコスメの良さを知らしめるべく活動中。
とても残念なことですが、オーガニック専門ショップやサロンに関わっていても、
化粧品の成分について理解している方は、ほとんどいないようです。
「ここにある化粧品は、すべて天然成分で作られています」。
お客様にそんなご案内をしている方をよく見かけますが、化粧品の全成分を見てみると、
合成成分がかなり入っているということも珍しくありません。
オーガニックコスメと称する製品であっても、合成成分がいくつも入っているのが現状です。また海外の認証マークがついていれば、天然成分100%と考えられがちですが、「安息香酸Na」や「ソルビン酸K」などの石油由来の合成防腐剤が入っていたりします。
つまりそのコスメが、本当に天然成分だけでできているかどうかは、全成分が示しており、化粧品成分を理解する知識が無ければわからないのです。
オーガニックコスメ専門ショップやサロンとして、お客様に確かな情報を伝えなければ、そのお店の信頼が揺らぐことになります。
確かな情報を伝えるためには、まずは化粧品成分の知識をしっかりと身につけたいものです。
もちろん化粧品成分の知識は仕事だけではなく、家族や子供たちの素肌と健康を守るためにも役立ちます。
もし化粧品成分の知識が無ければ、化粧品選びは、うたい文句や雰囲気という不確かなものにたよらざるを得ず、本当に安心安全なものを選ぶことはできません。
「日本オーガニックコスメ協会」は、化学者、化粧品開発者、皮膚科医など、各分野の専門家と協力して、難解な化粧品成分を理解できる力が得られるように講座として体系化しています。
オーガニックコスメについて確かな知識と情報を身につけて、自らの仕事や活動に自信を持って、信頼と共感の輪を広げていきませんか?
第13期・JOCAオーガニックコスメ・アドバイザー講座は、10月よりスタートします。
オーガニックライフスタイル会場前。入場制限は、ようやく午後になって解除されました。
日本オーガニックコスメ協会ブースには、世界のオーガニックコスメ認証基準、単行本オーガニックコスメ、コスメキッチンで販売中のアルテ ハーバルウォーターなどを展示しました。
8月2日(金)、3日(土)
新宿NSビルで「オーガニックライフEXPO」が開催されました。
暑さがつのる日にもかかわらず、会場前では、入場制限が出るほど来場者が列をなしました。
会場は、フロアをはさんで二つに分かれ、ひとつは日本全国の有機農家が勢ぞろいし、もういっぽうの会場には、オーガニックコスメ、無添加住宅、天然の洗剤、オーガニックコットン、ナチュラル雑貨など、幅広い分野のオーガニック製品ブースが並びました。
ブース間の通路には、大勢の来場者が行き来し、出展者と盛んに言葉を交わしていました。オーガニックというと、以前は「環境保全、高価」という生活から遠いイメージがありましたが、最近は自分の健康のためにオーガニックは必要と、より身近なものとして捉える人が増えていることを実感しました。やはり女性の来場者が多く、それは美や健康により関心が高いためなのでしょう。
日本オーガニックコスメ協会の推奨品マークについて質問する訪問者が多くいました。
日本オーガニックコスメ協会のお隣は、自然エネルギーの会社(市民エネルギーちば株式会社)。ブースの仕切りを取り払って融合しました。
今回、「日本オーガニックコスメ協会」は、メディアブースとして参加しました。二日間、ブースには、JOCAオーガニックコスメ・アドバイザー講座を受講した方々が多く訪れ、オーガニックコスメの成分や、JOCA推奨品基準について話し合いました。
「日本オーガニックコスメ協会」に隣接するブースは、「自然エネルギー」を普及する会社「市民エネルギーちば株式会社」でした。メディアブースが狭かったため、「市民エネルギーちば株式会社」の東さんから、「ブースのしきり壁を取り払って、融合してやりましょう。そのほうがオーガニックらしいですよ」という嬉しい提案をいただきました。
偶然の出会いにより、今回は、「オーガニックコスメと自然エネルギーの融合」となったわけですが、環境汚染や環境破壊は、まさに美と健康を壊すものなので、この融合はとても意味があったように思われました。
オーガニックコスメを使うお母さんが、自然エネルギーを応援するというのは、次世代のためにもとても前向きなイメージですね。まさに「衣食住オーガニックライフ」を体現しており、日本オーガニックコスメ協会として、ぜひそんな女性を増やす活動に力を入れていきたいと考えています。
日本オーガニックコスメ協会 代表 水上洋子
「オーガニックライフスタイルEXPO」は、「衣食住」についてオーガニックなライフスタイルを提案する催しで、全国の有機農産物、オーガニック加工食品、無添加住宅、オーガニックワイン、オーガニック日本酒、オーガニックコットン、オーガニックな雑貨などの老舗が会場に集まります。
今回この会場で、「日本オーガニックコスメ協会」は、メディアブースを出し、コスメ認証基準のご案内と、JOCA推奨品マーク取得コスメを展示します。
今、世界の様々なコスメ認証基準が話題になっていますが、「日本オーガニックコスメ協会」は、本当に安心安全と言える本物のオーガニックコスメを普及するために、消費者の立場から作ったJOCA推奨品基準を作りました。
また「日本オーガニックコスメ協会」は、ただ今、単行本「ジャパンオーガニックコスメ」を制作進行中ですが、このメディアブースでは、JOCAオーガニックコスメライターが常駐いたします。
ぜひ皆様に「日本オーガニックコスメ協会」のメディアブースに足を運んでいただき、オーガニックコスメ認証についてなど、いろいろなお話しができればと考えています。
またテスターとして、天然成分100%をクリアしているオーガニックコスメも展示いたします。
副都心のNSビルという場所なので、ぜひ気軽にブースにお寄りいただければ幸いです。
日本オーガニックコスメ協会 水上洋子